みねよです。
昔、当時5歳頃の甥っ子に、聞かれたことがあります。
「なんで人って、嬉しいのに泣くの?」と。
甥っ子は、何かの表彰式で誰かが表彰されて泣いていたのをテレビで見ており、(全てがざっくり)
そのことに疑問を持ったようでした。
「嬉しいんちゃうんかい!!」と、彼は混乱したことでしょう。
私は何て答えたらよいのか分かりませんでした。
「大人になったらわかる」とか答えたような気がします。(サイテーか。答えになってねぇわ。)
あれから十何年かたち、改めて考えてみました。
赤ちゃんの頃の泣く理由は、とってもシンプル。
お腹が空いた、眠い、おむつ替えてけろ。のどれか。だいたい。
成長するにつれて、泣く理由は少し複雑になってくる。
怒ってる。負けて悔しい。さみしかった。
「イヤだった!!」っていう感情で泣く。だいたい。
現在小4の息子が、嬉し涙を流しているところを、私は見たことがない。(おそらく。)
ということはですよ。
嬉しくって泣くことって、けっこうだいぶ成長してからなんだな。
私が初めて嬉し涙を流したのは、中3の時。
吹奏楽部のコンクールで、県大会出場が決まった瞬間だった。
私たちの中学校の名前が呼ばれた瞬間、部員全員が「ワッ!」と歓声をあげて、
ワッ!と瞬間的にみんな泣いた。
もちろん嬉しかった感情もあった。
でも「今までよくがんばったね!」「がんばってきて良かったね!」という部員お互いへのねぎらいや、
「先生もみんなも、お母さんたちも、みんなみんなありがとう!」という感謝、
いろんな感情も混ざり合っていた。
甥っ子が見ていたテレビの、表彰されていた人も、きっとそう。
甥っ子の質問「なんで人って、嬉しいのに泣くの?」という質問に今、答えるならば、、。
成長する過程で、たくさんの感情を感じてきたからこそ、
たくさんの想いがあふれて、涙となって爆発するのだぁぁぁ!!
ってとこかしら。(答えになってない)
さらに成長すると、泣くのを我慢することを覚える。
人前で泣くことが恥ずかしいって、思い始める。
本当はそんなこと全然ないのにさ。
とはいえ、私もやっぱり人前では泣かないようにしちゃうけどさ。
泣きたい気持ちだけど、今はちょっと人がいるから泣けない!っていう時は、
こちらを頭の中で再生すると、いったん落ち着きますのでオススメです。
『元旦に出会った涙腺コルクとチャラ男番長っていう奴』ジャルジャルのネタのタネ【JARUJARUTOWER】
そして、一人になった時には、さっき引っ込めた涙を出すのもオススメでございます!
抑え込んだ気持ちや涙は、いつまでも自分の中に残ってしまうから、、。
その日の涙、その日のうちに!でございますね。